韮山反射炉は、伊豆の国市中字鳴滝入に現存している反射炉の遺跡。日本に現存する近世の反射炉は、この韮山反射炉と萩反射炉(山口県萩市)のみであるため貴重な遺構とされる。1922年(大正11年)3月8日に敷地も含めて国の史跡に指定された。また、2007年(平成19年)、経済産業省により、近代化産業遺産に認定されている。さらに2009年には、萩反射炉などと共に九州・山口の近代化産業遺産群の構成資産としてユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載され、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として正式登録された。
韮山反射炉の近くを流れる古川(ふるかわ)護岸では、5月中旬から6月中旬にかけてホタルの季節を迎え、ホタルが飛び交う幻想的な様子を楽しめます。観賞場所が駐車場から1分とかからず、足元もよいため、お年寄りや足の不自由な方でも気軽に楽しめるスポットです。 また期間中、韮山反射炉ではライトアップされます。