日本のワサビは、当初静岡市の安倍川を1時間半ほど上流にさかのぼり「梅ケ島温泉」方面の手前にある有東木という地区でつくられました。その後、ワサビ栽培は伊豆の天城⇒信州の安曇野と気候、風土の適した土地に伝えられました。 有東木の里は、山の中腹に位置して、周辺にはお茶畑があり、遠くに南アルプスを望む眺望のよいところでした。
県道29号線「梅ヶ島温泉昭和線」を市街地から車で50分、「渡本バス停」の分岐を登ったところに「わさび栽培発祥の地」有東木地区があります。 ここ「うつろぎ」では、わさび漬けを始めとするわさびの加工品、味噌、お茶、ほうば餅等地元農産物加工品の「直売」を行っています。また、地元食材を使用し、手打ちそばでの食事ができ、わさび漬け体験、そば打ち体験等もできます。
※昔、この地に逃れてきた落ち武者が大きな洞に住み着いたことから「ウツロ木」→「ウトロ木」→「ウトウ木」といわれ、それが有東木の地名となったといわれており、これが店の名前の由来となっています。
名物わさび丼
名物手打ちそば